速読とは その2
速読とは つづき
前回、速読には
左脳式と右脳式の2種類あると言った
説明しよう
■左脳式は、認識する速読
目の動かし方、使い方に主眼を置いている
そして文章を読むテクニックにもこだわる
目の動かし方プラス
文章を塊で捉えて認識する
ワーキングメモリを主に使用する
通常、訓練が必要
書店でいろんな訓練法の本が売られている
本に、仕事や勉強で日常的に触れる人
論理を好み、理屈っぽい人向きだ
しかし、左脳式は訓練が邪魔くさいのが難点
■右脳式
左脳式ほど、目の使い方にこだわらない
右脳、要は潜在意識を利用して知識統合を
期待し、行動に反映する旨を主旨とする
デフォルト ネットワークに期待する
基本的には、速読術とは言えないと俺は思う
認識力に重点を置いていないからだ
右脳式は
加速学習法とかの名称が妥当ではないかろうか
論理的、理屈っぽい人には向かないだろう
よくオカルトっぽいと称されるが
違う視点で見てみても、理に適った方法だと思う
本を全く読まない人には、お薦めである
ところで、どんな左脳式も右脳式も
一番重要な事が欠落していてはいけない
速く読むとか、知識を統合するとか
それ以前の問題である
読書とは?
あなたが、何か速読術を物色しているなら
これを明確にしているか確認する必要があるだろう
読書とは?
そして
あなたは、考えた事があるだろうか?