ビジネス五輪書~経験則も良し悪し~
前回のおさらい
プロアクティブ(前向き、積極的)な思考を
持つことができるか、そうでないかで
求める成果は違ってくる
今日は、その反対、ネガティブな面について
あなたは、今、あなたが経験してきた事や習慣
社会の常識、通念を意識して
考えたり行動していると思う
経験則は一種の貴方の基本姿勢や軸で
社会常識や通念は行動規範
これらを元に、日常の決まった行動は処理される
特に緊急時や目先の対応において
経験則のベースは非常に重要である
また、その経験則に乗っ取り
作業がルーティン化できると便利である
が、現代社会では時として
その経験則、習慣や常識が仇となる場合がある
思い込み、偏見 がそうだ
1986年
スペースシャトル、チャレンジャー空中分解
NASAは発射時のトラブルで発生した
機体の損傷規模を確認せず
過去の経験則で対処を怠り
結果、シャトルは空中分解し
乗員は全員死亡した事件
最近においては
211年3月、東北を中心とした
地震で
原子炉は運転を自動停止したまではよかったが
津波の想定が甘く
しかも予備電源を海岸側の低地に設置
津波に遭い、電源を消失し結果今に至る
2例とも、経験則や業界の常識
思い込み、偏見が働いた典型例だと言える
ヒューマン・エラーの核心でもあるだろう
これを防ぐ、または極力無くす手段
それは『正しく疑う力』が重要な鍵を握る
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